「歩くとつま先が外に向く」
「脚の疲れや膝の痛みが出やすい」
このように悩んでいませんか?
実はそれ、ガニ股が原因かもしれません。
この記事では、久留米市の整骨院が、ガニ股の原因や影響について解説します。
ガニ股改善におすすめのストレッチも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ガニ股とは?
ガニ股とは、立ったときや歩行時に、つま先や膝が外側に開いてしまう姿勢のことです。
股関節や膝、足首のバランスが崩れることで起こります。
ガニ股は見た目の問題だけでなく、腰の痛み・膝痛・股関節痛の原因になることも少なくありません。
日常的に足を組む、内ももの筋力が弱い、姿勢が崩れている方に多く見られ、無意識のクセが積み重なって定着してしまうのが特徴です。
ガニ股のチェック方法
ガニ股かどうかを、セルフチェックで確認してみましょう。
- 鏡の前に立ち、力を抜いた自然な姿勢で、足を肩幅に開きます。
このとき、つま先が外側に大きく開いているか確認してみましょう。 - まっすぐ歩いた際の足跡を確認し、進行方向に対して、足先が外を向いているかチェックしてみましょう。
- 仰向けで寝た状態で両足を伸ばしたとき、自然につま先が外側に倒れるか見てみましょう。
これらに当てはまる場合、股関節や骨盤のバランスが崩れ、太ももが外にねじれやすくなり、ガニ股になっている可能性があります。
ガニ股の原因3つ
ここでは、ガニ股の原因を紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
①姿勢が悪いから
ガニ股の原因として多いのが、日常生活での姿勢の悪さです。
猫背や反り腰、片足重心で立つ癖、足を組む座り方が続くと、骨盤が前後・左右に傾きやすくなります。
その結果、股関節や太ももが外側にねじれた状態がクセづいてしまい、ガニ股が定着しやすくなります。
②内ももの筋力が低下しているから
内ももの筋肉(内転筋)が弱くなることも、ガニ股の原因の一つです。
運動不足や長時間の座り姿勢が続くと、内転筋が使われにくくなり、外側の筋肉ばかりが優位に働くようになります。
その結果、太ももが外に開きやすくなり、つま先や膝が外を向くガニ股姿勢が定着します。
デスクワーク中心の方は、内ももの筋力低下に気づかないまま進行しやすいため、注意が必要です。
③足の裏が平らになっているから
足の裏のアーチが低下し、偏平足(足裏全体が平らになった状態)になると、ガニ股を引き起こしやすくなります。
本来、足裏には衝撃を吸収し、姿勢を安定させるアーチ構造があります。
しかし、長時間の立ち仕事や、運動不足で、アーチが崩れてしまうことが…。
その結果、足首が内側に倒れ、膝も内側に入りやすくなります。
すると、脚全体が外側へねじれる動きが強くなり、ガニ股姿勢がクセづいてしまいます。
ガニ股がもたらす影響3つ
ここでは、ガニ股がもたらす影響を紹介します。
順に見ていきましょう。
①関節に負担がかかり痛みが出る
ガニ股の状態が続くと、股関節・膝関節・足首などに偏った負担がかかります。
すると、膝の外側に痛みが出たり、股関節の違和感に繋がったりします。
さらに、関節のねじれが慢性化すると、歩行時や、立ち上がり動作などでも痛みが出やすくなります。
②身体のバランスが崩れ、疲れやすくなる
ガニ股になると、身体全体のバランスが崩れ、必要以上に筋肉を使う状態になります。
その結果、少し歩いただけで脚がだるくなったり、立ち仕事で疲れやすく感じたりする原因に…。
また、骨盤や背骨にも影響し、肩こりや腰の重だるさを引き起こすこともあります。
ガニ股は、全身疲労(倦怠感)につながりやすい姿勢といえるでしょう。
③スポーツをする際ケガのリスクが高くなる
ガニ股のままスポーツをすると、ジャンプや着地、方向転換の際に関節へ負担がかかり、ケガのリスクが高まります。
また、正しいフォームを崩す原因にもなり、パフォーマンス低下や慢性的な故障につながることも…。
次の章では、ガニ股の改善方法を紹介するので、一緒に確認していきましょう!
ガニ股の改善方法3つ
ここでは、ガニ股の改善方法を紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
①正しいフォームで歩く意識を持つ
ガニ股の改善方法は、正しいフォームで歩く意識を持つこと。
わたしが推奨する歩き方は、以下のとおりです。
- 股関節と膝が外に開かないように歩く
- 腰が丸まらないように歩く
- 外側に体重がかからないように歩く
日頃から正しいフォームで歩くことを意識し、ガニ股になりにくい身体づくりを目指しましょう。
②正しい座り方を意識する
ガニ股を改善するには、正しい座り方を意識することが大切です。
椅子に座る際は、骨盤を立てて深く腰掛け、体重が左右均等にかかるように意識しましょう。
そして、膝とつま先は正面に向け、脚を組む・横座り・浅く座るといった癖は避けてください。
正しい座り姿勢を続けることで、内ももの筋肉が自然に使われやすくなり、ガニ股の定着を防ぎます。
③サポーターやインソールを活用する
ガニ股の改善には、サポーターやインソールを活用するのも効果的です。
膝や足首用のサポーターは、関節のブレやねじれを抑えます。
また、足裏のアーチを支えるインソールを使用することで、足元の安定性が高まり、膝や股関節への負担軽減につながります。
ただし、サイズや硬さが合っていないと逆効果になることもあるため、専門家に相談しながら選ぶのがおすすめです。
ガニ股改善におすすめのストレッチ3つ
ここでは、ガニ股改善におすすめのストレッチを紹介します。
それぞれ詳細を見ていきましょう。
①太ももの内側を伸ばす
- 床に座って足裏を合わせる
- かかとを体に寄せる
- 両ひざを軽く床に近づけるイメージで前に倒す
20〜30秒キープ し、2〜3セット、おこないましょう。
②お尻の外側をほぐす
お尻の外側をほぐす、梨状筋(りじょうきん)ストレッチは以下のとおりです。
- 仰向けに寝る
- 片足を反対の膝に乗せる
- 太ももを胸に引き寄せる
20〜30秒キープし、反対側も同様におこないましょう。
③ふくらはぎ外側をゆるめる
ふくらはぎ外側をゆるめるストレッチのやり方は、以下のとおり。
- 立った状態で右足を少し後ろへ引く
- 後ろ足のつま先を軽く内側に向ける
- かかとを床につけたまま前の膝を軽く曲げる
- ふくらはぎの外側が伸びる位置で、20〜30秒キープ
反対側も同様におこないましょう。
無理のない範囲で、自分に合った方法を試してみてください。
ガニ股でお悩みの際は久留米市の「久留米タイガー整骨院」にご相談ください
ガニ股は見た目の問題だけでなく、関節や筋肉への負担、身体のバランスの崩れ、スポーツ時のケガリスクなど、さまざまな影響を及ぼします。
しかし、正しい歩き方や座り方を意識した生活習慣の改善、ストレッチを取り入れることなどで改善可能です。
当院では、お客さま一人ひとりにしっかりとカウンセリングをし、自宅での指導や、通院頻度の提案もしています。
あなたに合わせた症状の予防法をお伝えし、再発しないことを目指します。
不安や悩みがある方は、どんな些細なことでもよいので、気軽に相談してみてくださいね。
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